放射線治療品質管理機構

構成6団体

地域連携支援

出力線量確認システム(ビーム登録)の運用開始について

放射線治療品質管理機構では、出力線量確認システム(ビーム登録)の運用を開始しました。全国の放射線治療品質管理士の方々が機構ホームページ(HP)のマイページから自施設のリニアック装置のビームデータを入力することができます。これにより、入力データと登録施設全体の統計データとを比較表示して自施設の品質管理状況を確認することが可能となります。また、自施設の線量測定に関する記録データベースとして利用することができます。

登録されたデータは、セキュリティの確保された機構のクラウドサーバ内に保管されます。自施設以外から閲覧したり書き換えたりすることはできません。ぜひ、自施設の放射線治療品質管理ツールとしてご利用ください。

この出力線量確認システム(ビーム登録)の登録と運用について、説明動画を作成しました。また、ビーム登録開始前に準備に関する項目リストも作成しました。下記から「説明動画」をご確認ください。

※当動画は「VOICEVOX:四国めたん」を利用しています。

出力線量確認システム(ビーム登録)開始前の準備項目リスト

ビーム登録を実施するためには、下記に示す情報をご準備ください。データの入力方法や運用方法については、機構HPに掲載している説明動画を確認してください。

【登録前準備情報】
  1. 機構HP(マイページ)のメールアドレスとパスワード
  2. 自施設の放射線治療装置(リニアック)情報
    1. 線種、エネルギー、線量率、フラットニングフィルタ(FF)の有無
    2. TPR20,10、TMR10、dmax
  3. 治療計画装置情報
    1. 装置名、バージョン、計算アルゴリズム、線量基準深、基準深登録(cGy/MU)
  4. ファントム・電離箱線量計・温度気圧計情報
  5. 線量計算パラメータ情報
    1. kTP, kQ, ks, kelec, 校正点吸収線量 Dw,Q(dc), DMU
  6. 線量計の校正と出力線量測定の結果
    1. 校正証明書等電子保存用の資料(PDF)
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